ESTAの有効期限の確認方法
ESTAの有効期間は承認日から2年間、またはパスポートの有効期限までの早いほうで、期間内なら何度でも使えます。このページでは、期限の数え方と調べ方、期限切れ前の通知、再申請が必要になるケースを整理します。

このページの内容
KEY POINTSこの記事の要点
- 有効期間は承認日から2年、またはパスポートの有効期限までの早いほう
- 期限は承認画面に表示される。あとからは公式サイトで申請を呼び出して確認
- パスポートを新しくしたら、残り期間に関係なく新しいパスポートで再申請
- 2年承認の有効期間承認日から数える。渡航日からではない。延長はできない
- 90日1回の滞在の上限2年間滞在できるという意味ではない。VWPの滞在は1回90日以内
- 30日期限切れ警告メールの時期期限の30日前に、申請時のメールアドレスへCBPから通知が届く
01ESTAの有効期間のルール
CBPは、ESTAの渡航認証は「取り消されない限り、認証日から2年間、またはパスポートの有効期限までのいずれか早い方まで有効」と説明しています。つまり有効期間は承認日から2年間、またはパスポートの有効期限まで(早いほう)です。
有効期間中は、何度でも米国への渡航に使えます。CBPは「渡航のためのESTA認証が一度与えられれば、有効期間中は再申請の必要はありません」とし、2026年の料金改定にあたっても「すでに有効かつ承認されたESTAをお持ちの方は、再申請の必要はありません」と明記しています。
起算点は承認された日です。CBPは「2年間(承認日から起算)」と書いており、渡航した日や航空券を買った日から数えるのではありません。
02ESTAの有効期限を調べる手順
承認画面を保存していなくても、公式サイトで申請を呼び出せば有効期限を確認できます。
- 公式サイト(esta.cbp.dhs.gov)で「Check ESTA Status(ESTAのステータスを確認)」→「Check Individual Status(個人のステータスを確認)」を選ぶ
- パスポート番号・生年月日・申請番号を入力する
- 申請番号がわからなければ「申請番号がわかりません」を選び、パスポート番号・国籍国・パスポートの発行日・有効期限・生年月日を入力する
- 承認済みの申請が表示されたら、ステータスと有効期限を確認する
入力は申請時と完全に一致させる必要があります。CBPは、検索時の入力と申請時の入力に少しでも食い違いがあると「申請が見つかりません」または「申請の有効期限が切れています」と表示されると説明しています。このメッセージが出たら、まず入力内容を見直してください。手順の詳細はESTAの申請状況を確認する方法をご覧ください。
- 申請番号は、メールアドレス確認後に届いたメールに記載されている
- CBPは、申請の呼び出し・ステータス確認・更新のいずれでも、申請番号・パスポート番号・生年月日の入力を求めるとしている
03パスポートの有効期限が先に来る場合
ESTAの承認は、申請に使ったパスポートに対して与えられます。CBPは、VWPの渡航者は「使用予定の旅券で渡航認証承認を得ておく必要がある」としています。承認日から2年より前にパスポートの有効期限が来る場合、ESTAの有効期限もパスポートの期限と同じ日になります。CBPは「ESTA申請が承認されたもののパスポートの有効期限が2年未満の渡航者は、パスポートが失効するまでESTAは有効」と説明しています。
したがって、パスポートの残りが1年なら、ESTAの有効期間も1年です。CBPの期限切れ通知の説明でも、パスポートが2年の有効期間の終了前に失効する申請者については「ESTAの承認はパスポートの有効期限までのみ認められます」とされています。
パスポートを更新したらESTAも取り直し
パスポートを更新すると、ESTAは残り期間に関係なく使えなくなります。CBPは「渡航者が新旅券を発給された際は、その新旅券を用いてESTAで新たに渡航申請を行なわなければなりません。手数料は新たに申請手続きを行う都度課金されます」としています。再申請が必要なケースとしてCBPが挙げるのは「新しいパスポートが発行された場合」で、更新と再発行を区別していません。
パスポートの有効期限とESTAの有効期限の両方を見て、どちらかが次の渡航に足りないなら、新しいパスポートを取得したうえでESTAを申請し直してください。手順はESTAの更新・再申請の方法と必要なケースで説明しています。
APPLY ON THE OFFICIAL SITE
米国政府の公式サイトから
ESTAを申請する
ESTAの申請はオンラインで完結します。パスポートと決済手段を用意して、米国政府の公式サイトからお手続きください。
ESTA公式申請サイトへesta.cbp.dhs.gov(米国CBP)
04ESTAの「2年間有効」と「90日以内」の違い
CBPは「ESTA認証を受けることが、そのまま米国に2年間滞在できることを意味するわけではありません」と注意しています。ESTAはビザ免除プログラム(VWP)の条件で渡航することを許可するもので、VWPが認める滞在は1回につき90日以内です。90日を超える滞在を予定する場合は、最寄りの米国大使館・領事館でビザを取得する必要があります(ESTAの対象者と申請の条件)。
滞在中にESTAの期限が切れる
問題ありません。CBPは「ESTA渡航認証に関しては、米国到着時に限りその有効性が必要とされます」「米国滞在中にESTAの有効期限が切れても、出国には影響しません」と明記しています。滞在中に期限を迎えても、新しいESTAを申請する必要はありません。ただし滞在そのものは90日以内です。
複数回入国するときの間隔
有効期間中は複数回の入国が認められますが、CBPは「各入国日が、CBP職員が米国へ居住しようとしていると疑念を持つような短期間ではなく、十分に余裕を持っていることに留意」するよう求めています。各入国の間にどの程度の時間をあけるべきかについて、明確な基準はないとされています。
- ESTAの有効性が求められるのは到着時だけ
- 1回の滞在は90日以内。VWPで入国した場合、非移民ステータスの変更や延長ができない可能性がある
05ESTAの期限切れ前の通知メール
有効期限が近づくと、申請に入力したメールアドレスにCBPから期限切れの通知が届きます。CBPが示している通知の例は、おおむね次の内容です。
CBPは、この通知は公式ESTAウェブサイトでの再申請を勧めるものだと説明しており、通知例に記載されているリンク先は esta.cbp.dhs.gov です。CBPに「延長」や「更新」の手続きはないため、期限が気になるときは公式サイトを直接開き、上の手順で有効期限を確認してください。
延長ができない以上、通知が届かなかった場合でも期限が延びることはありません。承認時に控えた有効期限、または公式サイトで呼び出した有効期限を基準にしてください。
06期限内でもESTAの再申請が必要なケース
有効期限内でも、次のいずれかに当てはまる場合はESTAの承認が使えなくなり、新しい申請が必要になります。CBPが示す4つのケースです。
期限内でも新しい申請が必要(CBPの案内)
- 新しいパスポートが発行された
- 氏名(姓または名)が変わった
- 国籍(市民権を有する国)が変わった
- ESTA申請の適格性に関する質問への回答が変わった(有罪判決、感染症への罹患など状況の変化)
再申請する場合は、新しい状況を反映した内容で申請しなければなりません。CBPは「不完全な内容の申請は却下され、米国に到着しても入国を拒否されることがあります」としています。再申請のたびに申請料$40.62がかかります。
再申請が不要なケース
- 期限内で、パスポート・氏名・国籍・質問への回答に変化がない2回目以降の渡航
- 滞在先の住所やメールアドレスが変わった(承認後でも公式サイトから更新できる)
- 航空券の便や日程が変わった(確定した渡航計画は申請に必須ではなく、承認後に更新できる項目は住所とメールアドレスだけ)
ケースごとの詳しい扱いはESTAの更新・再申請の方法と必要なケース、住所やメールの更新はESTAの住所変更(滞在先・メールアドレス)をご覧ください。
07ESTAの期限が切れたら・切れる前に
ESTAには延長や更新の手続きがありません。CBPは「現存する認証を延長することはできません」とし、失効した場合は公式サイトから新しい申請を送信して再申請するよう案内しています。料金は初回と同じ$40.62で、新しい申請を送信するたびに課金されます。
期限が切れるのを待つ必要もありません。CBPは「再申請のためESTAが失効するまで待つ必要はありません。いつでも再申請することが可能です」としています。有効期間が30日以上残っている承認があると、申請の途中で「このパスポートに対して、30日以上の有効期間が残っている有効で承認された申請が見つかりました。この申請を提出すると支払いが必要になり、既存の申請はキャンセルされます」という趣旨のメッセージが表示されますが、そのまま進めば古い承認は取り消され、新しい申請に置き換わります。
- 次の渡航日が有効期限より後なら、出発前に新しい申請を出す(旅行の計画を立てた時点での申請をCBPは推奨)
- 新しい承認の有効期間は、新しい承認日から2年間(またはパスポートの期限まで)
- 新しい申請を送信すると古い承認は取り消され、新しい申請に置き換わる
08ESTAの有効期限についてよくある疑問
QESTAの有効期限はどこで見られる?
承認画面に表示されます。あとから調べるときは、公式サイトの「Check ESTA Status」で、パスポート番号・生年月日・申請番号(または国籍国・パスポートの発行日・有効期限)を入力して申請を呼び出すと表示されます。
QESTAの2年は渡航日から数える?
承認された日から数えます。渡航日や航空券の購入日は関係ありません。ただしパスポートの有効期限が2年より先に来る場合は、パスポートの期限でESTAも切れます。
QESTAは期限内なら何回でも使える?
使えます。CBPは、有効期間中は再申請なしに複数回の入国が認められるとしています。ただし1回の滞在は90日以内で、各入国の間隔は十分に余裕を持つようCBPは求めています。
Q滞在中にESTAの期限が切れる。帰れなくなる?
なりません。ESTAの有効性が求められるのは到着時だけで、滞在中に期限が切れても出国に影響はないとCBPは明記しています。
Qパスポートを更新したが、ESTAはまだ1年残っている。使える?
使えません。残り期間に関係なく、新しいパスポートでESTAを申請し直す必要があります。再申請には申請料がかかります。
QESTAの期限が近いというメールが来た。本物?
CBPは期限の30日前に、申請時のメールアドレスへ期限切れ警告を送ります。CBPの通知は公式サイト(esta.cbp.dhs.gov)での再申請を勧めるものです。メールのリンクを使わず、公式サイトを直接開いて有効期限を確認すれば確実です。
09まとめ
- 01ESTAの有効期間は承認日から2年間、またはパスポートの有効期限まで(早いほう)。起算点は承認日で、承認画面に有効期限が表示される
- 02あとから調べるときは、公式サイトの「Check ESTA Status」でパスポート番号・生年月日・申請番号を入力して申請を呼び出す
- 03パスポートの期限が先に来ればESTAもそこで切れる。パスポートを更新したら残り期間に関係なく再申請
- 04「2年間有効」は2年間滞在できる意味ではない。1回の滞在は90日以内で、滞在中に期限が切れても出国には影響しない
- 05期限の30日前にCBPから警告メールが届く。延長・更新はできず、公式サイトで新しい申請を出す
- 06新しいパスポート・氏名や国籍の変更・質問への回答の変化があれば、期限内でも新しい申請が必要
ESTAの申請は公式サイトで
申請の受付は米国CBPの公式サイトだけが行っています。申請料は$40.62です。当サイトは申請を受け付けていません。

