ESTA申請料の内訳と支払い方法
公式サイトで支払うESTAの申請料は1人$40.62で、処理手数料と承認時の認証料で構成されています。内訳と使えるカード、後払いの期限、不承認のときの料金、公式より高い請求の見分け方を説明します。

KEY POINTSこの記事の要点
- 申請料は1人$40.62(2026年10月16日から)。それ以前は$40.27
- 内訳は処理手数料$10.62+承認時$30.00。不承認なら処理手数料だけ
- 支払いはカードかPayPal。送信後7日以内なら後払いもできる
- $40.62承認された場合の合計2026年10月16日から。処理手数料+認証料
- $10.62処理手数料申請ごとに必ずかかる。不承認でもこの分は請求される
- $30.00認証料(承認時のみ)旅行促進手数料$17+一般基金手数料$13
01ESTA申請料はいくらか
公式サイトで支払うESTAの申請料は、1件につき$40.62です。2026年10月16日に、それまでの$40.27から改定されました(2026年1月1日に$40.00から$40.27へ改定されたのに続く2回目の改定)。料金は2009年旅行促進法(Travel Promotion Act of 2009)、2020年追加統合歳出法(PL 116-94)、One Big Beautiful Bill Act(PL 119-21)にもとづいて徴収されています。
2026年1月1日の改定では、議会がOne Big Beautiful Bill Actで$13の財務一般基金手数料を追加し、運用手数料を$10.00から$10.27に引き上げました。2026年10月16日の改定は同法にもとづく年次の物価調整で、運用手数料が$10.27から$10.62になりました。$17の旅行促進手数料と$13の一般基金手数料は変わっていません。
表示はすべて米ドルです。日本円でいくらになるかは、支払いに使うカード会社やPayPalの為替レートで決まります。カード会社やPayPalが取引に対して追加の手数料を課すことがありますが、CBPはこれらの第三者の手数料に責任を負わないとしています。公式サイトの見分け方そのものはESTA公式サイトの見分け方で説明しています。
02ESTA申請料の内訳
申請料は2つの部分で構成されています。1つは申請の処理に対する手数料で、承認・不承認にかかわらず申請者全員に請求されます。もう1つは承認された場合に加算される認証料で、こちらはさらに旅行促進手数料と一般基金手数料に分かれます。
- 処理手数料 $10.62:申請ごとに必ずかかる。不承認でもこの分は請求される
- 認証料 $30.00:承認された場合に追加。旅行促進手数料$17+一般基金手数料$13
- 合計 $40.62:承認された場合に支払う金額
つまり、渡航認証が拒否された場合に請求されるのは処理手数料の$10.62だけです。承認されなかったからといって支払いが全額戻るわけではなく、逆に全額を請求されるわけでもありません。
領収通知の表示
判定が出ると、画面に支払い金額を示す領収通知が表示されます。承認の場合は$40.62、不承認の場合は処理手数料の$10.62です。グループ申請では、グループ内のすべての申請に承認または不承認の判定が出るまで支払い総額は表示されません。1件でも保留があると、その判定が出るまで総額の表示が保留されます。
03ESTA申請料の支払い方法
申請料はすべて、クレジットカード/デビットカードまたはPayPalで支払います。CBPが使えるとしているのは次のカードです。
- MasterCard
- Visa
- American Express
- Discover(JCB、Diners Clubを含む)
- PayPal
支払いは申請の最後の画面(ステップ7)で行います。支払い概要を確認し、「免責事項」にチェックを入れて「今すぐ支払い」を押すと、支払い情報の入力画面に進みます。支払い情報がすべて入力されるまで、申請は処理されません。入力を終えて送信しただけでは審査は始まらないので、支払いまで一度に済ませるのが確実です。画面の順番はESTAを自分で申請する全手順で説明しています。
カード情報の扱い
ESTAのシステムは、決済が完了したあとに申請者のクレジットカード情報や支払い情報を保持しません。サイトは米国政府が運営し、入力情報への権限のないアクセスを防ぐ技術を採用していると説明されています。
APPLY ON THE OFFICIAL SITE
米国政府の公式サイトから
ESTAを申請する
ESTAの申請はオンラインで完結します。パスポートと決済手段を用意して、米国政府の公式サイトからお手続きください。
ESTA公式申請サイトへesta.cbp.dhs.gov(米国CBP)
04後払いと7日の期限
支払いは申請の送信と同時でなくても構いません。個人申請の場合、申請書の送信後7日以内であれば、あとから支払えます。7日を過ぎると申請情報にアクセスできなくなり、手数料が支払われていなければ新しい申請を送信し直す必要があります。
グループ申請の場合は、グループの2件目の申請を送信してから7日以内です。期限を過ぎると申請とグループIDにアクセスできなくなり、連絡担当者が申請情報を再送信しなければなりません。
未完了の申請にも同じ期限がある
途中で「保存して終了」した申請も、7日以内に提出されなければ削除されます。グループ内に未完了の申請があれば、その申請も7日後に削除されます。「支払いを後にする」「途中で保存する」のどちらも、期限は同じ7日と覚えておけば十分です。
- 公式サイトの「既存の申請を続行する」から「個人による申請」を選ぶ
- パスポート番号・生年月日・申請番号(または国籍・パスポートの発行日と有効期限)を入力して申請を呼び出す
- 支払い(ステップ7)に進み、カードまたはPayPalで支払う
再開の手順はESTA申請を途中から再開する・申請番号を忘れたときにもまとめています。
05グループでまとめて支払う
家族や同行者の分をまとめて支払うには、「申請する」から「グループでの申請」を選びます。1回の支払いで最大50件まで支払え、グループの人が一緒に旅行する必要はありません。CBPは、申請がグループか個人かはESTAによる渡航の許可に関係ないとしています。
- グループの連絡担当者(姓・名・生年月日・メールアドレス)を最初に登録する
- 「新規の申請を追加する」で新しい申請者を入力、または「未払いの申請を追加する」で既存の未払い申請をグループに加える
- 支払いに進むには、グループ内のすべての申請が完了している必要がある
- 支払いが済んだグループには申請を追加できない。追加する人は新しいグループか個人申請で出す
- グループ内の各申請それぞれで、メールアドレスの確認が必要
グループの1件が保留になっても、ほかの申請の処理に遅れは生じません。ただし支払い総額の表示は、全件の判定が出るまで保留されます。手順の詳細は家族・グループでのESTA申請へ。
06不承認・再申請のときのESTA申請料
渡航認証が拒否された場合、処理手数料$10.62は返金されません。CBPは、申請処理に対する手数料として全申請者に請求するものだと説明しています。認証料$30.00は承認された場合にだけ加算されるので、不承認で請求されることはありません。拒否されたあとの選択肢はESTAが「拒否」と出たときの対処へ。
いちど承認されたESTAの有効期間は承認日から2年間、またはパスポートの有効期限まで(早いほう)で、その間は何度渡航しても追加の料金はかかりません。一方、次のような場合は新しい申請が必要になり、申請のたびに$40.62がかかります。
新しい申請(=新たに申請料)が必要になるケース
- 新しいパスポートを取得した
- 氏名または国籍が変わった
- 適格性の質問への回答が変わった
- 支払い後に、パスポート番号・発行国・国籍・生年月日の誤りに気づいた(新しい申請を出し、先の申請は取り消される)
- 有効期間が切れた。ESTAは延長や更新ができず、再申請になる(ESTAの更新・再申請の方法と必要なケース)
支払い前なら、確認画面でこれらの項目も修正できます。承認後に変更できるのはメールアドレスと米国内の住所だけです。修正できる範囲はESTAの入力ミスに気づいたときへ。
07「$40.62より高い」と感じたら
CBPのFAQには「ESTAの費用として$40.62以上が請求されましたが、なぜですか」という項目があります。答えは、申請者の代行で申請手続きを行い費用を請求する外部ウェブサイトが多数存在するから、というものです。公式サイトで支払うのは$40.62だけで、それを超える部分はCBPの料金ではありません。
- 申請を始める前に、アドレス欄が esta.cbp.dhs.gov であることを確認する(ESTA公式サイトの見分け方)
- 公式サイトの料金表示は米ドルの$40.62。日本円で表示された別の料金は、公式サイトの料金ではない
- すでに外部サイトで申し込んだ場合は、申請番号を使って公式サイトで自分のESTAが登録されているか確認する
- 外部サイトに支払った費用をCBPが返金することはできない
カード会社やPayPalが取引に対して課す追加の手数料は、CBPの料金とは別のもので、CBPはこれらに責任を負わないとしています。$40.62を超える金額を外部サイトに支払った場合は、申請番号で公式サイトに登録があるかを確かめてください。確認手順はESTAの申請状況を確認する方法へ。
08ESTA申請料のよくある疑問
QESTAが不承認になったら申請料は戻る?
戻りません。処理手数料$10.62は申請の処理に対して全申請者に請求されます。ただし認証料$30.00は承認された場合にだけ加算されるので、不承認で請求されるのは$10.62だけです。
QESTA申請料の支払いはあとにできる?
できます。個人申請は送信後7日以内、グループ申請は2件目の申請を送信してから7日以内です。期限を過ぎると申請にアクセスできなくなり、新しい申請が必要になります。支払いが完了するまで申請は処理されません。
Q家族3人分のESTA申請料をまとめて払える?
払えます。グループ申請なら1回の支払いで最大50件までまとめて支払え、一緒に旅行する必要もありません。支払いに進むにはグループ内のすべての申請が完了している必要があります。
QクレジットカードがなくてもESTA申請料を払える?
デビットカードまたはPayPalで払えます。CBPが認めている支払い方法は、クレジットカード/デビットカード(MasterCard、Visa、American Express、Discover、JCB、Diners Club)とPayPalだけです。
Q以前$40.00で申請したESTA、差額を払う必要はある?
ありません。有効な承認済みESTAを持っている人は、料金が改定されても再申請の必要はありません。有効期間が終わって再申請するときに$40.62がかかります。
Qパスポートを更新したらESTA申請料はまたかかる?
かかります。新しいパスポートを取得した場合は、そのパスポートで新しいESTAを申請する必要があり、申請のたびに$40.62がかかります。氏名や国籍が変わった場合も同じです。
09まとめ
- 01公式サイトの申請料は1件$40.62(2026年10月16日から。それ以前は$40.00)。表示は米ドルで、日本円の金額はカード会社の為替レートで決まる
- 02内訳は処理手数料$10.62+承認時の認証料$30.00(旅行促進$17+一般基金$13)。不承認なら処理手数料だけで、返金はない
- 03支払いはクレジット/デビットカード(MasterCard、Visa、American Express、Discover、JCB、Diners Club)またはPayPal。支払いが完了するまで申請は処理されない
- 04後払いは送信後7日以内。未完了の申請も7日で削除される
- 05グループ申請なら最大50件を1回で支払える。全申請が完了していることが条件で、支払い後は追加できない
- 06$40.62を超える請求は代行サイトの手数料。CBPは返金できないので、申請前にアドレスを確認し、申し込み後は申請番号で公式サイトを確認する
ESTAの申請は公式サイトで
申請の受付は米国CBPの公式サイトだけが行っています。申請料は$40.62です。当サイトは申請を受け付けていません。

